オリジナル AI アートに関するブログです．AIアートをつくるときは通常，英語でこまかい記述をプロンプト (呪文) としてあたえますが，そうせずに，みじかい造語や絵文字だけをつかって，AI に自由にアートをつくらせています．

北斎を学ばせて浮世絵を “否認” すると AI が描く浮世絵風のシュールな風景

北斎のなまえ (Hokusai) を正のプロンプトとしてあたえ，負のプロンプトとして「浮世絵 (Ukiyoe)」をあたえて Stable Diffusion 2.1 に描かせてみました． 浮世絵風のシュールな風景などがえられました．

北斎といえば富嶽三十六景の波の絵が世界的にはもっとも有名なので，Stable Diffusion に北斎のなまえをいれると 半分近くはその絵になります． 浮世絵を否定してもやはり波がテーマになって，つぎのような絵がえられます．

ときどき人物画もでてきます．写楽の場合もそうでしたが，浮世絵を “否認” することによって立体感のある絵が描かれます． 人物画は不得意なので，手が 2 本でているのは多目にみてほしいとおもいます．