LED 調光器の定格と不良

デイシンでは電源アダプタつきテープライトとあわせて LED リモコン兼調光器を販売しています. リモコン兼調光器を単体で何個も購入されるお客様はいるのですが,テープライトと あわせて購入されるお客様はまだすくない現状です. 単体で購入されたお客様からは,ときどき不良交換の依頼があります. テストして正常に動作することを確認したうえで販売しているにもかかわらず,なぜ不良交換が発生するのか,これまでわかっていませんでしたが,すこし理由がわかってきました.

テープライトとあわせてリモコン兼調光器を購入されるお客様はまだすくないのが現状です. お客様のおおくはテープライトをためすために最小単位 (通常 30 単位 1.5 m) で購入されますが,最初から調光器までためそうというお客様はすくないということだとおもいます.

そういうわけでリモコン兼調光器の販売の主力は単体での販売ですが,ときどき不良交換の依頼があります. 単体で購入されるお客様のなかには,まとめて 5 個とか 10 個購入されるお客様がいますが,とくにそういうときに不良交換の依頼が多いようにおもいます. 販売開始直後はこれらの製品をテストしないまま販売していましたが,不良がでることがわかってから,出荷前に全品テストしています. しかし,テストして正常に動作することを確認したうえで販売しているにもかかわらず,不良交換はなくなりません.

テストしてから出荷しているにもかかわらずなぜ不良が発生するのか,これまでわかっていませんでしたが,すこし理由がわかってきました.

RemoteRF1.jpg単色用のリモコン兼調光器は電波式 (RF) ですが,その定格電流は 12 A であり十分だとかんがえられます. テープライトと電源アダプタとをくみあわせて販売しているので,これまでも電源アダプタに関してはテープライトが消費する電流 (電力) にもとづいて使用する電源アダプタの定格電流をきめていました. 調光器に関しては定格電流を意識していませんでしたが,あつかっている電源アダプタが 10 A までなので,それによって供給できる範囲なら,調光器の定格をこえることはありません.

しかし,定格以下の電流でも調光器はそれなりに発熱し,それが故障の原因になる可能性はあります.このリモコンを単独で購入されたお客様がどのようなつかいかたをしているかはわかりませんが,12 A をこえる電流をながした可能性も否定できませんし,12 A 以内であっても放熱のわるい場所でつかって調光器を過熱させた可能性はあるようにおもいます. いずれにしても,過熱すれば故障する可能性はたかいといえます. このリモコンはアマゾンで販売されていますが,そこについたコメントのなかには 12 A よりはるかにすくない電流でも故障したことが報告されています. それが熱のためなのか,ほかの原因なのかはわかりませんが,電流がもっとすくなくても放熱に問題があれば過熱する危険はあります.

RemoteIR1.jpgのサムネール画像RGB 用のリモコン兼調光器は赤外線式 (IR) ですが,その定格電流は 6 A,各色 2 A ずつということになっていて,こちらのほうが定格をこえる危険はたかいといえます. 販売実績はかぎられていますが,それでも不良は発生しています. 調光器の箱をあけて内部をみてみると,放熱のことはあまりかんがえずに設計されているとおもわれます. 単色用の 12 A とくらべると発熱はすくないとかんがえられますが,電流が 6 A をこえればもちろん,そうでなくても熱がこもる可能性はあるとかんがえられます.

以上のような考察をして,今後は定格電流,消費電力や熱対策にお客様の注意がいくように,シールなどをはりつけて販売することにしました. それでどれだけ不良交換が減るかはわかりませんが,お客様に注意していただかなければならない点であることはたしかです. 単体で購入されるお客様には,これらすべての点に注意をはらっていただく必要があります. また,テープライトとあわせて購入される場合には店側で定格電流には配慮しますが,熱対策まではできませんので,そこはお客様に注意をはらっていただく必要があります. そのためにシールなどの手段が必要だと判断しました.

このブログ記事について

このページは、Yasusi Kanadaが2018年2月 3日 14:42に書いたブログ記事です。

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