新型コロナウィルス対策品の発売

| コメント(0)

銅の表面ではウィルスが長くは生きられないという新聞記事をみて,銅箔テープをひろめようとかんがえました. そこで,デイシンでは販売に適した銅箔テープや銅板をさがして,新型コロナウィルス対策品として販売しています. また,あわせて医療関係者のサポートを目的として,量産可能なフェイスシールドを開発しています.

販売している銅箔テープの商品ページに書いたように,米国立アレルギー感染症研究所によると,プラスティックやステンレスの表面についた新型コロナウイルスは 2〜3 日生きのびるのに対して,銅の表面についたものは急速に消えて 4 時間をこえるとほぼ消滅したということです. この研究を知ったのは朝日新聞の「(新型コロナ) ウイルス感染力、いつまで」という記事からです. 新型コロナウイルスに対する銅の効果については,ほかに「銅は細菌やウイルスを"殺す" なぜ表面を覆わないのか?」などにも書いてあります.

これらの記事をみて,ひとがよく触れる取っ手や持ち手などに銅を巻けば新型コロナウィルスの危険をへらすことができるとかんがえて,その目的で銅箔テープを販売することにしました. Yahoo! ショッピング楽天市場の両方で販売しています.

また,自宅や自社の取っ手などには銅箔テープを巻くことができますが,他者が管理するものには巻けないので,そのために薄い銅板を販売することにしました. しかしこちらは,けがなどの危険がないように加工するのがむずかしい,自分で使用してみるとなかなかうまくつかえないという理由で,現在は販売を中止しています.

これらの商品は一般消費者むけですが,いまもっとも支援を必要としているのは医療関係者なので,そのための製品開発もすすめています. マスコミなどではマスクの生産がおおくとりあげられていますが,3D 印刷を使用したフェイスシールドの生産についてもつたえられています. 3D 印刷を仕事としているデイシンにとっては 3D 印刷部品を使用したフェイスシールドの製造が向いているともかんがえられます. しかし 3D 印刷は時間がかかるので,現在,それを使用しない製造法でフェイスシールドを試作するとともに,中国からの輸入販売も検討しています.