3D プリンタのためのノズル・クリーナの梱包

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IMG_3447.jpg 3D プリンタをくみたてて 3D 印刷するひとをサポートしたいとかんがえているので,Dasyn の店では 3D プリンタの部品やツールを販売しています.ノズル・クリーナも販売しているツールのひとつですが,ほそいドリル刃をどうやってお客様にこわれずにとどけるかがひとつの課題です.そのために 3D プリンタでケースをつくりました.

DIY で 3D 印刷するときのひとつの問題は,3D プリンタの部品やツールが国内では手にはいりにくいことです.つまり,輸入するとなると海外のサイトにアクセスしなければならないうえに,入手に時間がかかります.また,国内で売っている場合にも,たいていはかなり高価です. Dasyn の店であらゆる部品やツールをそろえることはできませんが,自社がつかうものについては,販売もおこなうことにしました.つまり,自社で必要なぶんをこえる数量を発注して,つかわないぶんを安価に販売することで,ほかの DIY メイカーをサポートすることができるとかんがえました.

販売しているもののひとつがノズル・クリーナです. ノズル・クリーナはノズル径とひとしい,ほそいドリル刃です. 0.6 mm くらいの径になると折れにくくなりますが,0.2 mm ともなると,折れないように発送するにはかなりの注意が必要です. ebay.com で 0.2 mm のノズル・クリーナを検索すると刃が折れた写真が掲載されていることがあります (つぎの写真) が,これはおわらいですね.実際,その店に注文すると折れるかどうかを考慮せずにおくってくるので,折れているものと折れていないものとがまざってとどきます.もちろん,折れているものについては返金を要求します.

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0.2 mm のノズル・クリーナの注文をうけて,発送するための梱包をかんがえる必要が生じました. そのため,3D プリンタでケースをつくって,いれることにしました. ケースといっても,単なる円筒でよいのです. これなら 1 個 1 分以下で印刷できます. このなかにプラスティック・フォームをいれて固定すれば安全に発送することができます (下の写真). これで,たぶんうまくとどいたのだとおもわれます.

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